ある程度マニュアル化されているコンタクトレンズのケア方法は、さらに上手に行える要素が残されています。結論から書くと、一ミリたりとも汚れを付着させないことをテーマに行うというものです。この要素だけに気を配ることによって、一段と清潔なコンタクトレンズを使用できます。
手を洗浄する際には、水道の蛇口に洗いたての布を被せることが有効です。蛇口には、目に見えない汚れが大量に付着しています。石鹸で手を綺麗に洗った場合でも、最後に蛇口に触れてしまうと全てが台無しです。そのままコンタクトレンズに触れることになれば、手を洗っていない場合と同じ状態でケアを行ってしまうことになります。ですから、手洗いを行うときには触れる全ての物を清潔に保ち続けるようにすることが肝心です。
コンタクトレンズに触れる前には、体や衣服に触れないように気を付けます。身だしなみに気を付けている人物やそうでない方であることは関係なく、体表面には雑菌が付いていることがしばしばです。よって、手を洗い終えたらすぐにケアを開始するように意識することが求められます。この点に気を付ければ、より一層清潔なコンタクトレンズを使い続けることが可能になります。